脳についての勉強会! Ⅰ.脳を構成する細胞のしくみ 脳の細胞の主役・ニューロンの構造

グリア細胞は、これまではニューロンを空間的に支持したり、機能を支える、栄養を与えるなどの補助的な役割とされていました。

 

しかしグリア細胞がないと脳が正常に働かないことがわかり、現在では情報処理にも深く関わっているものと考えられています。

 

ニューロンは、中心となる細胞体と、細胞体から出る突起で構成されています。

 

細胞は球形に近い形状で、DNAを含む核をもち、その周囲を細胞質が取り囲んでいます。

こんな形でも1個の細胞なんですね。

 

細胞質は、ミトコンドリアゴルジ装置粗面小胞体など(名前だけ知っておいてください)、すべての動物の細胞と共通の細胞小器官をもつ。

 

細胞体は灰色をしており、細胞体が密集した部位が、大脳皮質などの灰白質(かいはくしつ)です。大脳皮質ってこんなのが集まったところなんですね。

 

突起には、樹状突起(木の枝のような形の突起)と軸索がある。樹状突起は細胞体や軸索の終末から木の枝のように伸び、他のニューロンと接合してシナプスを形成しています。(シナプス、これから度々出てきます)軸索は、細胞体から長く伸びた構造物で、細胞体からの情報(活動電位)(電気で情報が伝達されているんですね)を末端の神経終末に伝えます。

 

ニューロンのうち、突起が1本だけのものは、単極性ニューロンと呼ばれます。細胞体を中心に、それぞれ反対側から突起が出ているものを双極性ニューロン、突起が3本以上のものを多極性ニューロンといいます。

 

このうち脳で大多数を占めているのは、多極性ニューロンだそうです。双極性ニューロンは感覚を伝える感覚ニューロンに多く、ひとつの軸索だけをもつ単極性ニューロンは下等動物に多いそうです。

 

軸索や樹状突起のうち、長く伸びているものを神経線維といい、白質はこれが集合した部位です。

 

神経線維は、グリア細胞の膜(髄鞘;ずいしょう)で覆われた有髄線維と、被膜をもたない無髄線維に分けられる。髄鞘は、電気を遮断する絶縁被膜の役割を果たしている。

 

要は神経細胞はコードと考えていただいて結構です。

 

次回からはコードのつなぎ目(ニューロン)でどんなことが起こって電気信号が伝わるかを説明していきます。