孤独感が長引くと認知症リスクが上昇

 認知機能が正常な成人2880例を対象に、中年期の孤独感と認知症およびアルツハイマー病(AD)発症との関連をフラミンガム心臓研究を用いて検討。疫学研究用うつ病評価尺度を用いて孤独感を評価し、「孤独感なし」、「一過的孤独感」、「偶発的孤独感」、「持続的孤独感」に分類しました。

 人口統計学的特性、社会的ネットワーク、身体的健康、アポリポ蛋白E ε4で調整した解析の結果、孤独感なしに比べて、持続的な孤独感があると認知症発症リスクが上昇し(ハザード比1.91、95%CI 1.25-2.90、P<0.01)、一過的な孤独感があると認知症発症リスクが低下しました(同0.34、0.14-0.84、P<0.05)。AD発症リスクでもほぼ同じ結果が得られたそうです。