認知症

セラミドの認知機能低下抑制、ヒト経口で有意結果

ダイセルは、こんにゃく由来グルコシルセラミドが持つ認知機能低下の抑制効果につき、今月初旬に開催された「第75回日本栄養・食糧学会大会」で研究発表を行いました。アルツハイマー病などの進行性疾患の原因となるたんぱく質が脳細胞外に蓄積されること…

自分の認知症は早く知りたいが配偶者の場合は別?――国内大学病院での調査

日本人が認知症をどのように捉えているかを調査した結果が報告されました。認知症の有病率が過大評価されていること、自分自身が認知症の場合は早めに知らされることを望む一方、配偶者の認知症については早期診断を望む割合が高くないことなどが分かりまし…

認知症診断支援プログラムが薬事認証取得

Splink(スプリンク、東京都千代田区)は脳画像を用いた認知症診断支援プログラムが薬事認証を取得したと発表しました。磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影したデータから脳の萎縮状況を20分程度で解析し、目視では気付きにくい脳の状態や認知症の所…

アルツハイマー病ワクチンの臨床試験で有望な結果

開発中のアルツハイマー病に対するワクチン「AADvac1」の第2相臨床試験から、同ワクチンにより脳から異常なタウタンパク質(以下、タウ)が安全に除去される可能性が示されました。ただし、脳の機能を維持できるかどうかについては、現時点では不明だといい…

期待大の画期的アルツハイマー新薬

米食品医薬品局(FDA)は、米製薬大手バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー型認知症薬「アデュカヌマブ」を承認しました。認知症薬の承認は2003年以来。症状進行を抑える根本的治療薬として期待されます。 アデュカヌマブの承認は今後…

アルツハイマー病治療薬・アデュカヌマブを迅速承認 臨床的ベネフィットの明確化で追加的RCT要求

米食品医薬品局(FDA)は6月7日(現地時間)、アルツハイマー病治療薬としてアデュカヌマブ(米国製品名:Aduhelm)を迅速承認しました。現在の治療薬は症状を改善するものしかないなかで、脳内のアミロイドβプラークを減少させ、アルツハイマー病の病理に…

米FDAがアルツハイマー病にaducanumab承認

米国食品医薬品局(FDA)は6月7日、アルツハイマー型認知症(AD)にaducanumab(商品名Aduhelm、Biogen社)を迅速承認制度下で承認しました。ADの病理に作用する根本的治療薬としての承認は今回が初めてです。FDAはBiogen社に対し、臨床的有用性を検証する臨…

12歳までの運動経験が、後年の認知機能を維持・増進させる可能性

幼少期の運動と後年の認知機能維持・増進に関係する脳の機能的・構造的変化は不明だった神戸大学は6月2日、幼少期における運動経験が後年の認知機能の維持・増進に関与する脳の神経ネットワークと皮質構造の変化を解明したと発表しました。この研究は、玉川…

認知症はCOVID-19による入院・死亡の危険因子

英国バイオバンクの参加者で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査を受けた65歳超の地域居住者1万2863例(80歳以上1814例)を対象に、認知症がCOVID-19罹患、入院、死亡の危険因子となるかを検討しました。 年齢で層別化した解析の結果、全認知症、アル…

アルツハイマー型認知症による国内コストは年間12.6兆円に及ぶ可能性

国内のアルツハイマー型認知症の医療や介護に要するコストは、家族による無償の介護を金額に換算した額を含めると、最大で年間12兆6000億円を超えるとの推計値が報告されました。国際医療福祉大学医学部公衆衛生学の池田俊也氏らの研究によるもので、詳細は…

地中海食による認知症予防に新たなエビデンス

野菜や果物、オリーブオイル、魚が豊富な、いわゆる地中海食と呼ばれる食事スタイルは、認知機能の低下を防ぐ可能性があることを示唆する研究結果が「Neurology」に、5月5日掲載されました。アルツハイマー病の特徴とされるアミロイドβやタウタンパク質の蓄…

2型糖尿病発症年齢が低いほど認知症リスクが高い

英国の前向きコホート研究で、2型糖尿病発症年齢が低いほど認知症発症との関連が強まるかを検討しました。ホワイトホールII前向きコホート(1985-1988年に設定、参加者1万95例、男性67.3%、1985-1988年の年齢35-55歳)を中央値31.7年間追跡し、データを電子…

アルツハイマー病の関連遺伝子13個を新たに同定

605のアルツハイマー病(AD)多発家系からの被験者2247例(探索コホート)と非血縁者1669例(再現コホート)の全ゲノムシーケンシング(WGS)データを用いて、ADリスクに寄与するまれな変異(マイナーアレル頻度1%以下)を関連解析で探索しました。 その結…

抗精神病薬「レキサルティ」、AD行動障害の国際共同第3相臨床試験を継続

大塚製薬とデンマーク製薬会社のルンドベックは、アルツハイマー型認知症(AD)にともなう行動障害(アジテーション)の効能追加を目的とした「ブレクスピプラゾール(一般名)」(製品名「レキサルティ」)の国際共同第3相臨床試験(P3)について中間…

聴覚・視力双方が低下すると認知症のリスク上昇?

聴覚と視力の双方が低下していると、認知症のリスクが約2倍に上昇する可能性を示唆するデータが報告されました。ただし聴覚または視力のいずれかのみが低下している場合では、有意な影響は認められないそうです。江原大学校(韓国)のJin Hyeong Jhoo氏らの…

高齢者の網膜変化が認知症早期発見に有用な可能性

韓国・ソウルで認知機能が正常な高齢者49例(平均年齢70.6歳、女性51.0%)を対象に、網膜の機能的および構造的変化とin vivoアルツハイマー病(AD)病理学的異常との関連を検証し、検出ツールとしての有用性を検討。16例にアミロイドβ(Aβ)蓄積が確認され…

アルツハイマー新療法、光照射でアミロイド抑制

東京大学の富田泰輔教授、金井求教授、堀由起子講師の研究グループは、光照射と光酸素化触媒を組み合わせた「光酸素化法」を確立し、アルツハイマー病(AD)への新規治療法となり得る可能性を見いだしました。モデルマウスでAD発症原因とされるアミロイ…

中年期の孤独感は認知症のリスク因子

常に孤独を感じている中年の人たちは、孤独を感じていない同世代の人たちと比べて、後に認知症あるいはアルツハイマー病を発症するリスクが約2倍高いことが、米ボストン大学医学部教授のWendy Qiu氏らの研究で明らかになった。ただし、孤独感に対して何らか…

孤独感が長引くと認知症リスクが上昇

認知機能が正常な成人2880例を対象に、中年期の孤独感と認知症およびアルツハイマー病(AD)発症との関連をフラミンガム心臓研究を用いて検討。疫学研究用うつ病評価尺度を用いて孤独感を評価し、「孤独感なし」、「一過的孤独感」、「偶発的孤独感」、「持…

脳についての勉強会! Ⅰ.脳の全体像 脳を取り巻く骨格と膜

さて、今日の勉強会始めます。 今日は脳を取り巻く環境について説明します。 脳は非常にデリケートな組織のため、多少の衝撃にも耐えられるよう、 厳重に保護されています。 いちばん外側で保護しているのが、多くの骨片で成り立っている頭蓋骨です。 脳がお…