子どもへの読み聞かせの影響力は母親と他人では異なる

本の読み聞かせによる子どもの脳活動への影響は、誰が読み聞かせても一律というわけではないことが分かった。福井大学医学部精神医学教室/魚津神経サナトリウムの髙橋哲也氏らが、子ども用に開発された脳活動測定機器を用いた研究により明らかにしたもので、…

サプリのはなし 第10回 ビタミンK

今回はビタミンKについてお話します。 実際はこの構造式の-Rのところに側鎖がついています。 ビタミンKは、脂溶性ビタミンの一種です。ビタミンK依存性タンパク質の活性化に必須であり、動物体内で血液の凝固や組織の石灰化に関わっています。したがって欠乏…

高齢者死亡、コロナワクチンで8000人以上抑制か、2カ月で

厚生労働省は9月8日の第51回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(座長:脇田隆字・国立感染症研究所長)で、65歳以上の高齢者へのワクチン接種で、7、8月の2カ月間で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者数は10万人以上、死亡は80…

嗅覚で認知機能を迅速判定するキット発売/小林製薬「ニンテスト」

小林製薬は、香りを嗅ぎ認知機能のスクリーニングができるキット「ニンテスト」を9月21日から販売すると発表しました。医療機関に営業ルートを持つ栄研化学と業務提携し、全国の人間ドック施設や健診センターなどへ提案していきます。一般向けの販売は予…

サプリのはなし 第9回 葉酸

今回は葉酸についてお話します。 葉酸(ようさん、英: folate)はビタミンB群の一種。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれます。栄養素のひとつです。水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウ…

インフルワクチン、昨シーズンの8割前後「予約に注意を」

日本医師会常任理事の釜萢敏氏は9月1日の定例記者会見で、今シーズンの季節性インフルエンザのワクチン供給量は、昨シーズンの8割前後にとどまることから、「供給量が違うことをお伝えしないといけない」と述べ、特に接種開始の10月の供給量が限られているこ…

脳梗塞リスク遺伝子を検出、PCR法を確立

島津製作所は27日、国立循環器病研究センター(国循)と共同で、RNF213遺伝子p.R4810K多型を検出できる直接リアルタイムPCR法を世界で初めて確立したと発表しました。同多型は脳梗塞発症との関連が示唆されており、そのリスク判定に有効…

サプリのはなし 第8回 ビタミンB12

今回はサプリメントについて、ビタミンB12です。 ビタミンB12は、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミンと呼ばれる代表的なコバラミンの総称であり、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。コバルトを含むため赤色又はピンク色を呈…

妊娠中の抗精神病薬使用は児にも安全

妊娠中の抗精神病薬使用による児の出生時および神経発達段階のリスクを集団ベースの後ろ向きコホート研究で検討。母親の抗精神病薬の使用状況別に、出生児の早産(在胎37週未満)、在胎不当過小(SGA、出生体重が在胎週数別平均の-2標準偏差未満)、注意欠…

サプリのはなし 第7回 ビタミンB6

今回はビタミンB6についてお話します。 ビタミンB6には、ピリドキシン (pyridoxine)、 ピリドキサール (pyridoxal) およびピリドキサミン (pyridoxiamine) があり、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。栄養素のひとつです。生体内で…

日中の動きの変化がアルツハイマー病を示す

女性ではアルツハイマー病による認知症状が出る前に、日中の動きに変化が生じる可能性があることが、「Alzheimer's & Dementia: Diagnosis, Assessment & Disease Monitoring」に6月23日報告されました。 米マサチューセッツ総合病院のLei Gao氏らは、認知機…

サプリのはなし 第6回 ビタミンB2

今回はビタミンB2についてお話します。 ビタミンB2 は、リボフラビン (英: riboflavin)のことで 、ラクトフラビン(英: lactoflavine)とも呼ばれ、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。栄養素のひとつで、かつては成長因子として知…

ワクチン反対派女性がコロナ死、遺言は「子どもに必ず接種受けさせて」 米

【AFP=時事】米テキサス州で、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否していた4人の子を持つ女性が、同ウイルスに感染して死亡した。夫も新型ウイルスで亡くした女性の遺言は「子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて」だった。 ラマルク(La Marque)と…

乳幼児の難治てんかん、早期外科手術での発作コントロールが発達改善の可能性

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)は8月13日、3歳未満で外科治療を受けたてんかん患者のてんかん発作と発達の転帰を解析し、外科治療による発作のコントロールが患児の良好な発達に寄与することを明らかにしたと発表しました。この研究は、NCNP病院脳…

サプリのはなし 第5回 ビタミンB1

今回はビタミンB1についてお話します。 ビタミンB1は、チアミンのことで、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質です。栄養素のひとつ。このほか、サイアミン、アノイリンとも呼ばれることがあります。糖質および分岐脂肪酸の代謝に用いられ…

コロナ患者の4人に1人は半年以上経っても完全回復に至らず

2020年に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患した成人の4人に1人以上が、罹患後6~8カ月経っても完全には回復していないことが、新たな研究で明らかにされました。チューリッヒ大学(スイス)のMilo Puhan氏らによるこの研究結果は、「PLOS ONE」に7…

サプリのはなし 第4回 ビタミンA

今回はビタミンAについてお話します。 ビタミンA とは、物質としては一般にレチノール(Retinol、アルコール体)を指し、ビタミンA1としても知られています。広義にはレチナール(Retinal、アルデヒド体)、レチノイン酸(Retinoic Acid、ビタミンA酸とも)…

新型コロナ国産ワクチン、年内正念場

◇評価法変え治験道筋 新型コロナウイルスの国産ワクチン開発がこれから正念場を迎えます。実用化する際に求められる最終段階の臨床試験(治験)の実施方法が焦点となっていましたが、国際的な薬事規制当局が6月下旬に新たな方針を発表しました。これを受け…

サプリのはなし 第3回 ビタミンE

今回はビタミンEについてお話します。 ビタミンEは脂溶性ビタミン。 ってことはおしっことして外に出ないので体に溜まりやすいと覚えてください(ちなみに脂溶性ビタミンはADEKですね)。 ビタミンEはいくつかの構造があって、特に D-α-トコフェロールと呼ば…

AD薬「アデュカヌマブ」、Aβ減少と治療効果を検証

米バイオジェンとエーザイは、開催中のアルツハイマー病協会国際会議(AAIC)で、アルツハイマー病(AD)治療薬「アドヘルム」(一般名・アデュカヌマブ)の臨床試験の新たな解析結果を発表しました。米国承認の根拠となったバイオマーカーと臨床的有…

サプリのはなし 第2回 ビタミンD

ビタミンD (vitamin D) は、ビタミンの一種であり、油に溶ける脂溶性ビタミンに分類されます。 体に必要な栄養素の一つで必須栄養素と呼ばれますが、日光浴によって体内で生合成もされます。働きとして体内でのカルシウムの働きに関与して、骨形成などに関与…

今世紀中に長寿記録は130歳に達するとの予測

人間は何歳まで生きられるのでしょうか。米ワシントン大学のMichael Pearce氏とAdrian Raftery氏による新たな研究で、今世紀中に130歳の誕生日を迎える人が現れる可能性があるとの予測結果が示されました。研究の詳細は、「Demographic Research」6月30日号…

サプリのはなし 第1回 ビタミンC

今回から、サプリについてお話していきます。 まずはビタミンCからです。 ビタミンCはL-アスコルビン酸という化学名の化合物です。 だいたい化学構造式で-OHっていうのが多いと水に溶けやすいんですね。一般的にビタミンCは水溶性ビタミンと呼ばれます。 機…

食事を変えれば片頭痛の頻度を減らすことができる?

マグロやサーモン、サバなどオメガ3脂肪酸を豊富に含む食品を摂取することで、片頭痛の頻度が減り、症状も緩和する可能性があることを示す研究結果が明らかになりました。それに加えて、植物油からのオメガ6脂肪酸の摂取を避けると、片頭痛コントロールがさ…

Ⅳ.脳の病気-メカニズムと治療法 脳神経疾患② 脳血管性認知症

脳血管性認知症は、脳梗塞などの脳血管障害が原因で起こる認知症です。そのため治療では脳血管障害の再発予防が最重要視されます。今日はこの疾患について勉強しましょう。 発症機序/症状 脳血管の障害は脳循環不全などによって起こる、アルツハイマー病に…

J&J製コロナワクチンでギラン・バレー症候群リスク上昇

米国食品医薬品局(FDA)は、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)グループが開発した新型コロナウイルスワクチンの製品情報を更新し、接種後にギラン・バレー症候群の発症リスクがあることを警告しました。ただ、頻度は低く、ワクチン接種を推奨…

Ⅳ.脳の病気-メカニズムと治療法 脳神経疾患① アルツハイマー病

アルツハイマー病は高齢者に多い神経変性疾患で65歳以上での有病率は1~3%とされています。主な症状は記憶障害で、障害は徐々に進行していきます。このブログを読まれている方はアルツハイマー病に興味のある方が多いと思いますのでこの当時の見識を記載し…

未就学児の学習意欲は知識量に左右される?

新しいことを学ぼうとする未就学児の意欲を維持する鍵は、どうやら知識量らしいです。未就学児は、あることが面白いと分かるだけの知識を持っていれば、それについてもっと知ろうとするが、知識が多過ぎると退屈だと感じてしまうことが、米ラトガーズ大学認…

Ⅳ.脳の病気-メカニズムと治療法 脳の検査 脳の病気がわかるおもな検査(その2)

今日は前回に引き続いて脳の病気に関する検査について説明します。 ニューロンの電気信号を直接測定する方法として、脳波検査があります。 脳波の種類は周波数の高さによって分けられ、低いものから順に、δ波、θ波、α波、中間速波、β波、γ波、棘波、鋭波(速…

ファイザー製ワクチン、デルタ株の予防効果低下、イスラエルで64%

イスラエル保健省は、米ファイザー/独ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンについて、インドで最初に発見された変異株「デルタ株」への感染予防効果が64%に低下したと発表しました。従来株では90%以上の効果が報告されてきましたが、感染力がと…